美容院 用事調整一考

美容院のお得情報や洗い流さないトリートメントやヘアオイル、毛髪処理剤に関しての考え方等

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毛髪処理剤/RPASSエージェント総論

パーマ・ヘアカラー・縮毛矯正時の前処理、中間処理、後処理に使用する毛髪処理剤

RPAケラチンは毛髪処理剤の観点から非常に有用。特定の反応性を修飾したインタクトは その構造的特徴で『技術行程中あるいは後処理や日常使いとしてもその有用性が担保』される可能性がある。 化学反応をともなうからだ。

 

可逆的反応の有用性

本来、ケラチンは不溶性であるから 水に対し溶解させることは実務において必要な要件となる。しかし、この点は一考も要する。 毛髪タンパクに『どのように作用する』かということだ。 

推定ではあるけれど適正%の検討が重要。ダメージ毛程、出来るだけ修復したいのだから処理行程や後処理において、その%を多くしたいと考える衝動がある。ここが重要なところでもある。このあたりのことを数年見てきた。 サロンワークでは意外とアバウトな計量や『ダメージだから多めの%』が良いのではと考える。が、優れた成分でも本来の成果が出ない可能性がある。 このことはデジパの実験で経験から導き出した。 

 

よって公約数的ではあるが、適正%としての製品化をめざした。 公約数的にとはいえ毛髪状態はさまざまだから、製品に対応幅を設ける方が良いという見解から希釈型製品とした。

 

RPAケラチンは  熱を使う系の技術においてどのようになるのかも推定した。 もし、熱により消失あるいは残存が少なくなっても 期待する反応後なら、かえって消失しても良いのではないかとの見方もできる。熱による変性などがない状態で後処理として反応性を『サラ』の状態で改めて使用するほうが良いともいえる。

 

熱を使う系であってもなくても、さらなるインパクト欲しいと考えるとき、有用な成分の配合はサロン施術のクオリティーを広げることになる。さらに追加した成分がヘアカラー、パーマ、矯正、デジタルパーマ、ブリーチ等々の施術に適合出来れば、一つの製品で処理行程が出来、サロンにいろいろ置く必要もない。

 

もとより化粧品原料の多くは、パーマやカラー等の化学的施術で使うことを前提として作られていないものが多い。 だから専門家の知見は非常に重要となる。 これら一連から、処理に関しては感触向上目的の成分を使用しないで反応成分と浸透促進成分で構成することを選択した。

 

毛髪の感触より機能と反応性

滑り性などの感触は、仕上げ時にステップ式合一で対処することを選択した。VIGUSIウルフォフやヘアタイム618にて

文章で表すと長いが、サロンワークにおいても合一は瞬時だから問題ない。結果として、一般の方もわかりやすい感触等がダイレクトに付与される。 ウエットからドライにかけて良い質感になっていく。 処理剤はウエット時は、操作性に問題ない程度の滑り性であればよい。感触付与としてのオイル成分などは配合しない。

 

これらを基本とした製品が毛髪処理剤RPASSエージェントです。

トリートメントや処理剤の有効成分の浸透条件等

成分の浸透プレゼンは、ウエット(希釈水溶液に漬けるレベル)で何分放置で有効!がほとんど。現実に置きかえると、ミスト形状洗い流さないトリートメントでタオルドライウエット毛に使用し、毛髪上の水分で希釈されても有効濃度が担保され浸透等の用件を期待いする・・となります。

 

 

ミスト状の洗い流さないトリートメント

  1. ナノ化技術の進展でミスト形状でもかなり濃い製品ができる。ミストでも濃い!
  2. ミスト形状は薄い!というのは過去のこと。(製品によります)
  3. ナノ化成分メインで構成される場合、毛髪内部の潤いと表面はサラッとした質感を引きだしやすい。

 

 クリーム状洗い流さないトリートメント 

クリーム形状の製品において『浸透の期待』は、ミスト形状より劣る可能性があります。例えば、倍程度のナノ成分配合が必要といえるかもしれません。まじめに製品を作れば、その分コストが上がるともいえます。

 

クリーム形状の利点

一般的に、油と水系を乳化剤によりクリームにするのでオイルの滑り感やエモリエントを付与しやすいので、一般の方には『わかりやすい』製品と感じられます。しかも簡単に低コストで。

 

スピリッツのまとめ

上記は、スピリッツの考え方です。よって、クリーム形状は、コスト高承知で製品化するか(販売価格は高くなる)、スタイリング系もしくは、スタイリングと流さないトリートメントの中間のような製品にします。

 

重合・合一・コンプレックスの利用の簡易定義

  1. 重合反応とは重合体(ポリマー)を合成することを目的にした一群の化学反応。(ウキペディアから抜粋)
  2. 『合一する』とは、合一は造語で定義はありません。
    スピリッツでは、 カチオンとアニオン部分との複合体を形成することをさしています。
  3. 『コンプレックスの発生を利用する』とは、不溶化(析出)架橋を行なわせる事で高分子にする。毛髪内に閉じ込めてダメージ毛に見られる空洞化を抑制し内側から毛髪をケアする効果を付与する。

 

簡単な使用例

ペリセア【製品ペリピュアーアニオン】は、酸、カチオンとの混合においてコンプレックスが発生します。これを利用するのが合一法。 ペリセア【ペリピュア】噴霧後、1~2分あとに、トリートメントをかぶせるなどの使用法も効果的です。

この方法は、流さない系でも流す系でも有効性があると思います。

例 精製水200g+ペリピュア1g→1~2分放置→VIGUSIウルフォフかヘアタイム618→仕上げ

流す使用は、水99+ペリピュア1g→流すトリートメントをかぶせる。→流す。

RPASSエージェントは美容院用ですがさらに効果的、(エージェントの詳細ページに!)

 

毛髪補修にとって重合、合一、コンプレックスの発生を利用するなどは非常におもしろい概念です。ステップ式はこれができるから研究する値打ちがあります。なんでも良いわけではないですが

 

毛髪への個人的な見解

髪は死んでいる細胞ってよくいわれます。スキンの再生メカニズムとは違います。なんらかの方策で毛髪補修効果を強制的につくりあげる!!これが、弊社の考え方です。

この時、日本人に向くという観点から硬くなる補修感より『ハリコシの弾力感でしなやか』が良いと考えています。

PLEX各種が毛髪強度UPによる硬さを補修感とするなら、スピリッツの作るPLEXは『ハリコシの弾力感でしなやか』を求めたものになると考えています。(流さないトリートメントPLEXの形状において)

 

*分子レベルでは生きているといえることを、数年前に述べていますが基本は死滅細胞ですから強制的なケア概念は必要です。

 

まじサイエンス

原料個々の浸透時間はありますが、『合一』・『コンプレックスの利用』は、瞬時に成り立つ可能性があります。が、毛髪のための『重合』利用は瞬時にはできないかもしれません。単品で、浸透し重合する原料もありますが浸透させるための工夫や時間が必要だったりします。

 

逆に、製品をつくるとき製品内で、『合一』、『コンプレックスの発生』は問題となります。一般に『相性の悪い原料の組み合わせ』となります。(配合処方により問題とならないこともあるとは思います。)

また、カチオンとアニオンを組み合わせた製品が処方テクニックで安定していても、イオン的な合一は瞬時ですから使用時にどのようになるかは一考の余地があると考えています。

プロフェッショナル製品は、アニオンとカチオンは製品を使い、有効性においてステップ式ダイレクトがおすすめです。