髪小舞ボンディングプレックスでブリーチの実験

美容室に常備のおすすめのプレックス処理剤。ボンディングプレックスの髪小舞

Technical Report / Hair Science Analysis

プレックス剤で実験するときは、小さな毛束ではなく、モデルや『ダメージのあるウィッグの全頭』でサロンワークを想定して試すことです。

例えば、ヘアカラーの1剤と2剤を混合し長く放置し、施術しても期待する反応をしない。SNS情報やメーカー解説では、ほとんど語られない、『使い切るまでの時間』『有効な状態にての放置の時間』は極めて重要だからです。

ボンディングプレックス「髪小舞」に関する情報

項目 説明
ボンディングプレックス(全般) 毛髪破断強度を高め、サロン施術の幅を広げる処理剤. ヘアトリートメントの内部ケアとしても毛髪破断強度を高めます.
「髪小舞プレックス」の特徴 『しなやかに破断強度を高める』こと. 硬くなるタイプのプレックスは、多くの場合、日本人毛髪には合わないのでは
ボンディングプレックスの基本 米国アシュランド社の毛髪用ボンディングプレックス成分を使用.「髪小舞」は極めて高濃度で製品化されたサロン専用処理剤で日本人毛髪に適しています. ケアブリーチ、ケアカラー、ケアパーマ、トリートメントなど、様々な施術に活用できます.

検証:添加使用の反応限界と効果的な施術法

特に、添加使用。

次の画像は、ブリーチ1剤+30%OXY(通常、入手できません)での実験です。髪小舞「ある時』と「ない時」の比較です。

ボンディングプレックスの実験 髪小舞

Fig.1 比較画像:上が髪小舞を不使用. 下が髪小舞使用

Observation Notice ※携帯:横向き閲覧推奨

髪小舞プレックスの使用方法

1. 薬剤に添加して施術:
※日本の薬事法上の規制あり. 添加使用の場合、「添加した薬剤を使い切るまでの時間」(髪に塗布後の放置時間ではない)が重要です. 時間が長いと効果的でない可能性があります. そもそも添加使用はダメージ部も健常部も同じプレックス率が適応されるため、論理的に疑問があります.

2. 精製水で希釈し、噴霧して施術:
確実性を求める場合は、髪に噴霧して施術に入るのが良い方法です. %の自由度があり、毛髪状態と箇所により変えられるので効果的.

ボンディングプレックス髪小舞の実験 局法30%OXYでの実験(※美容室では入手困難で危険).
上画像(噴霧なし): 毛先が溶けている.
下画像(噴霧:高濃度): 毛先までストレート.
結果は歴然です.
※補足:ウィッグ実験であり、人毛ではアイロン使用や様々な履歴があるため、OXY濃度の検討や施術しない方が良いかの見極めが必要です. 髪小舞希釈液は、ダメージが大きい箇所には【濡れる】レベルまで噴霧. 髪小舞希釈液噴霧に加え、ブリーチ1剤+2剤混合物にも添加. 使用ブリーチ剤はプレックスタイプ+髪小舞. ブリーチ剤も様々ですから事前の実験は100%必要です. 髪小舞に限らずです.
VIGUSIPLEXと髪小舞の使い分け VIGUSIPLEX: 洗い流さないトリートメントですがサロン処理剤レベル濃度. カラーの前処理剤や仕上げ剤として、「髪小舞」よりも滑りやすいため使いやすい.
髪小舞: ブリーチ、パーマ、縮毛矯正、デジタルパーマの前処理に使用. 滑りやすさが足りない場合は、VIGUSIPLEXを重ね付けしても良い. *毛髪状態によっては、施術しない方が良いことも有ります. 限界はあります.
Classification: Professional Use Only / Technical Documentation