プレックスタイプ一考
毛髪破断強度を高める。
効果的なプレックスタイプの成分は、いくつかあります。『硬さ』が出る成分から『しなやかなハリコシ』となるものまで。
『硬さ』のほうが『変化がダイレクトな感じ』がします。ですが『感じと効果は別』。私たちは硬さへのアプローチを選択しませんでした。
スピリッツが選択したのは、『しなやかな弾力』のプレックスタイプです。
この部分が、新しいテクノロジーの特徴でもあります。
新しいテクノロジー
新しい化学の新しい成分による『しなやかな』毛髪ボンディング成分です。
この成分は、原料レベルにおいてカラー剤(ブリーチ剤も)に配合すると、いわゆるカラープレックス剤になります。
ブリーチに配合した場合も同様です。素晴らしい結果がでます。かつ硬くならない。
画像の実験について
- 画像は、局法30%OXYにて、『VIGUSIPLEXに使用するプレックス原料』をブリーチに適正化した%にて配合したものと、していないものの比較。
- 上画像が無配合・・・・・・毛先溶けています。
- 下画像が配合したもの・・・毛先までストレート。
- 結果は歴然です。
洗い流さないトリートメントのプレックスタイプ
上記成分を配合する洗い流さないトリートメントの適正%を検討してきました。
プレックスボンディング成分は浸透して効果を発現
スピリッツでは、プレックス成分の多くも放置時間が必要と考えています。浸透と結合のための時間です。
しっかり使用量で放置時間がポイントです。(タオイルドライ程度のウエットに使用)
浸透にかんして製品形状にこだわる
スピリッツでは、ミスト形状かジェル形状が良いのではないかと考えています。
洗い流さないトリートメントタイプは、酸性領域で多くの場合、調製されています。浸透が課題になります。
クリームタイプは、オイル系の配合量を多くできるメリットがあり、仕上げ用として表面感触の幅を設けやすい!!ですが、一般論として酸性領域での『浸透』がどうか!?という課題があります。
スピリッツではミスト形状を選択
プレックスタイプで最も大切なことは、毛髪内部の補修です。そして、毛髪表面の艶、質感です。
この2つの課題を製品化したのがVIGUSIPLEXです。
(以上、スピリッツの考え方として記載)
美容院様の使用時の工夫
- VIGUSIPLEXをしっかり噴霧した後、アフターカットするときは放置時間として充分。
- ヘアカラー、矯正、パーマ後や履歴のある方で、VIGUSIPLEX噴霧後の即仕上げの場合
しっかり噴霧→3分程度放置→トップあたりから乾かす。次第に脆弱性のある毛先方向をかわかす。この工夫で充分違う!を体感されると思います。
*VIGUSIPLEXは、洗い流さないトリートメントでありカラーやブリーチへの添加処理剤ではありません。
**将来的には、電解質複合体コンプレックスタイプの製品も検討中。