ヘアオイル選び方の論理|可塑性で髪を柔らかく整える毛髪物理学ケア
ヘアオイルの役割を正しく理解することは、理想の髪質を考えるうえで重要です。
SNS等のイメージだけに頼らず、成分の精製度や可塑性(柔軟性)、疎水性などの特徴を知ることで、自分の髪に必要なケアを考えやすくなります。
1. プロが実践する「製品評価」の重要視点
柔軟性を考える「可塑性(かそせい)」
ヘアオイルの役割は単なる油分補給だけではなく、髪のすべりや柔軟な使用感、まとまりを整えることにもあります。PROILがマカダミアナッツ油を主剤とするのは、植物油由来のエモリエント性や使用感を活かした処方設計によるものです。
補修ケアを支える「疎水シールド」|W使いする場合の基本的な考え方
内部へのコンディショニング:ミスト(VIGUSI PLEX等)で、ダメージ状態に合わせたコンディショニング成分を塗布する。
表面保護:オイルで髪表面のすべりやまとまりを整え、乾燥や摩擦に配慮する。この組み合わせは、剤形ごとの特徴を活かしたケア方法の一つです。
見落とされがちな「オイルの精製度」
油脂の品質や精製状態は、酸化安定性や色、におい、使用感などに関係します。また、ヘアオイルは配合成分だけでなく、処方全体や使用量、洗浄方法まで含めて蓄積感を考えることが重要です。
2. 【髪質別】オイル・ミスト・ミルクの選び方|一般論としての考え方
- 軟毛・細毛:オイルの使用量が多いと重く感じる場合があるため、軽い使用感のミストやミルクを選択肢に。
- 多毛・剛毛:エモリエント性や柔軟な使用感を考慮したオイル(VIGUSI OIL / PROIL)や、可塑性・保水に着目したヘアミルクを選択肢に。
- ダメージ・エイジングケア:エルカラクトン配合ヘアオイルなど、加熱時のコンディショニングに着目した製品を選択肢に。
- W使いでおさまりを整える:ミスト+オイル(ショート・ミディアム)や、ミスト+ヘアミルク(長めのミディアム~ロング)など、髪質や仕上がりに応じて組み合わせます。
3. 効果を高めるプロの技術
● 成功の3原則
- 内側から付ける:髪全体にムラなく広げるための基本的な塗布方法。
- コーミング:手ぐしやコームを使い、オイルを髪全体へ均一になじませる。
- 熱を利用する:ドライヤー等の熱を利用したコンディショニング設計の製品では、使用方法に沿って乾燥・仕上げを行う。
「均一分散」こそがオイル使用の重要なポイントです。
- 製品によって適した塗布方法や使用量は異なります。
- スピリッツのオイルは、髪を軽く払うように塗布し、全体へ均一になじませる使い方を基本としています。
- 髪が重く感じたりテカリが出たりする場合は、一か所への使用量が多すぎないかを確認します。
4. まとめ:理想の髪を手に入れるために
「保水で整え、コンディショニングで満たし、オイルで守る」という一連の考え方を意識することで、髪の状態や仕上がりに合わせたヘアケアを組み立てやすくなります。
スピリッツのサロン専売品「洗い流さないトリートメント・5つのメソッド」
「論理的な美髪」を目指すすべての方へ
私たちは「なんとなく良い」ではなく、毛髪の状態や処方設計を考慮したヘアケアを追求しています。可塑性に着目した柔軟化、保水による水分状態の調整、実用的な疎水性シールド。これらの考え方を組み合わせることで、髪質やダメージ状態に合わせたケアを提案します。