美容室からの質問 | 一読のすすめ
VIGUSIウルフォフに配合する共有結合ケラチンとVIGUSIPLEXに配合するファイバーハンスのプレックス成分を一つにした製品がないのはなぜか?他ブランドには、あると思うのですが!という質問です。
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混合が可能と活性が担保されるのは別
スピリッツが選択した成分の製品処方に関し、スピリッツの考え方として記載します。
- VIGUSIウルフォフ配合の共有結合ケラチン
- 等電点付近で凝集する特性を持つ。カチオン
- VIGUSI PLEX配合のプレックス成分
- 製品の安定性を保つためpH4.5付近が必要。カチオン
経時的にも有効性を担保出来る製品化
製品の経時的な有効性として、2製品に分けて製品化しています。混合できても『サロンが使用する頃』にどうなんだ!とする可能性。
ただし、成分(原料)のタイプにより事情は変わります。
製品化にはpHも重要
混合出来ることと(この場合は、共にカチオン)経時的な有効性は別です。例えば、A成分とB成分とC成分等々を混合できるとプロモしやすい。ですが、有効性が経時的に担保されるかの観点は、より重要です。+していく製品化も良いですが、混合しない選択も大切なこともあります。