ドロップエッジの不思議

ドロップエッジは幅広い髪質に対応するヘアミルク

ドロップエッジ 製品情報
製品概要
(ハイドロゲルベースのミルク)

ドロップエッジは、パサつき、うねり、湿度による影響を抑制し、「落ち着いた美髪」を維持するハイドロゲルをミルク状にした製品です。従来の乳化剤のみを使用したミルクやクリームとは異なり、ウォッシュアウト(*乳化成分が毛髪から水分を奪う可能性)のリスクを回避します。

『髪が多く』『パサつき広がる』『うねる』悩みのための流さないコンディショナーです。結果として、ボリュームダウンのアウトバストリートメント(コンディショナー)として機能しますが、ショートヘアではボリュームアップとしても機能する概念を取り入れています。

美容室では、ドロップエッジのみでも幅広い髪に対応できます。

特長

  1. 優れた指通り
  2. うねり・パサつき・広がりに秀逸
  3. 保湿感
  4. 持続性の高いスタイル保持力
  5. しなやかな落ち着き
  6. 高い耐湿性

ハイドロゲルミルクの優位性:「ジェルミルク」という新規カテゴリー

一般的な乳化剤による水とオイルの混合(クリームやミルク)は、「ウォッシュアウト」現象を引き起こす可能性があります。水分が失われると、髪は湿度の影響を受けやすくなり、広がりやうねり、パサつき、さらには「ビビリ」や「フリズ」に繋がります。

ドロップエッジは、保水性に優れた多糖類(グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド - 米国アシュランド社製を採用)を基材とし、オイルを配合したミルクタイプで、この問題を解決します。髪の保水力を高め、乳化剤だけのミルクで懸念されるウォッシュアウトのリスクを回避し、高い耐湿性を実現しています。

「ジェルミルク」という新規カテゴリー製品であり、雨の日にも強いタイプのアウトバストリートメント(コンディショナー)となります。

多機能性
(ボリュームコントロール)

ドロップエッジは、パサつき、広がり、うねりを抑制し、「落ち着き」をもたらすことを主な目的としており、結果として優れたボリュームダウン効果を発揮します。

髪の重さ(長さ)による効果変化の概念

ドロップエッジのベースとなるジェル成分は、基本的にはボリュームアップに使用される成分です。しかし、この製品は「毛髪の重さ軽さで変化する使用変化の概念」を取り入れたイノベーション製品です。

  • ロングヘア(重い髪): ボリュームダウンとして機能します。
  • ショートヘア(軽い髪): ボリュームアップスタイリングが可能です。軽くなった髪に対してアップ成分が機能します。

サロンワークにおいては、ドロップエッジだけで幅広い毛髪に対処できます。

使用方法(髪の重さに応じた使い分け)

ロングヘア等のボリュームダウン

やや多めに使用します。(詳細は製品詳細ページにて解説)

ショートヘアのボリュームアップ

  1. 根元付近に極めて少量を塗布します。
    (目安:一円玉程度を両手のひらに広げ、払うように薄く均一に塗布)
  2. ハンドブローだけでボリュームを出します。
    (目安:ブラシなしで、髪流れの逆方向に温風を当てながら乾かすイメージ)
  3. ブラシを使わずにボリュームアップしたスタイルが可能です。

POINT: 「極めて少量」を根本付近から髪全体に薄く塗布することが重要です。

その他アドバイス

ドロップエッジは多様なニーズに対応できます。製品詳細ページの「ドライ毛への使用推奨」や「おすすめの朝の使い方」などを参考に、顧客に最適な使用方法をアドバイスしてください。

補足
(ショートヘアでのボリュームダウン)

ショートヘアで毛量が多く、ボリュームダウンを希望する場合は、ドロップエッジではなくヘアオイルが適していることがあります。特に、エキス、準エキスタイプのVIGUSIオイル、PROILが向いています。揮発性オイルベースのオイルは向かないこともあります。