洗い流さないトリートメントをお客様に解説

洗い流さないトリートメントとは、髪のダメージを補修するために内部、外部をケアするヘアケアアイテムです。保湿や滑り性、指通り性により毛髪の質感を向上させます。

シャンプー後のタオルドライのウエット状態に使用するのが望ましいです。

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タオルドライのウエット時の使用がおすすめ

髪はウエット時にケア成分が浸透する可能性が高くなります。手触りや輝き、指通り性の向上には、均一分散的なアプローチが望ましいです。毛髪上に水が存在す方が、これらにおいて有利です。アウトバストリートメントとも表現する所以です。

洗い流さないトリートメントには放置時間をもうける

毛髪内部をケアするには放置時間が必須です。シャンプー後など、直ぐに乾かすほうが良いといいますが、直後という意味ではありません。洗い流さないトリートメント使用後は、10分~15分程度は放置時間があるのが望ましいです。直ぐに乾かしてもサラサラやツルツルなどの感触要素は、毛髪表演のアプローチがメインですから、放置しなくても効果はでます。毛髪内部への浸透や結合などのケア要素の改善には時間が必要です。

すぐに乾かしても良い感触

洗い流さないトリートメント使用後、すぐに乾かしても良い質感になることも多いと思います。これは毛髪表面をアプローチする成分の効果です。浸透させる必要性がない。しかし、洗い流さないトリートメントはヘアケアですから、効果的に使用するには毛髪内部に浸透させる時間を設けることにより、より効果的な使用ができます。2023年現在、毛髪内部を強化するプレックス成分配合品がではじめています。プレックス成分は、どのようなタイプでも浸透させ機能化させるための放置時間が必要となります。

洗い流さないトリートメントの効果

洗い流さないトリートメントには、保湿効果としてエモリエント(油系の保湿)やヒューメクタント(水系の保湿)が重要です。毛髪内部からの(うるおい」が必要性です。結合水的(毛髪内部にある蒸発しない水分)アプローチがあるとさらによいです。なぜなら、毛髪タンパクの安定と湿度からの悪さを防ぐからです。さらに、毛髪表面の疎水化やキューティクルの接着も必要です。これらで輝き・手触り・弾力感など総合的な美髪をもとめます。また、髪はスタイリングするのでヒートプロテクト機能や色保持性(シャンプーの影響が大)が、しっかりと製品化されたものが現実的なおすすめとなります。

 アウトバストリートメントVIGUSIウルフォフ-11使用

 

スピリッツのミストタイプの洗い流さないトリートメント

ミスト状洗い流さないトリートメント2種は、毛髪内部浸透ケア成分としてナノセラミド5種やナノ脂質をメインケア成分として配合しています。また、髪表面であるキューティクルの接着機能やヒートプロテクション機能、色保持性に注力した製品構成をしています。

VIGUSIPLEXにおいては、最新プレックスを多く配合し毛髪内部構造を強化します。表示成分の上位にあることがそれを示しています。

優れ仕上げは洗い流さないトリートメントのVIGUSIPLEX

スピリッツのヘアオイル

ヘアオイル2種は、エキスタイプできわめて少量で機能しコスパにも優れています。ヘアオイル製品の容量(ボトルの大小)では、コスパは判断できません。

スピリッツのヘアオイルの主剤となるエステルやボタニカルは、カラム吸着精製という極めて高品質な原料を使用しています。(不純物を取り除くレベルが精製により違う)酸化安定や不快なにおい、安全性などにおいて優れたものです。

 吸着精製油の解説 PROIL

スピリッツのジェルミルクのドロップエッジ

クリームやミルクは、一般にオイルと水系を乳化すればできます。しかし、乳化剤は水分を奪う可能性もあります。

  • 乳化剤のヲッシュアウト(水分を奪う現象)への危惧
  • 『保湿というのは結果であり、その持続性は保水機能による』と結論
  • ヒートプロテクト機能の強化と色保持性
  • 輝きと指通り性が秀逸であること

保水性ジェル化成分と閉そく性オイル(水分が蒸発しにくい)とヒートプロテクト成分にて、ジェル化後にクリーム化した製品です。

パサつき髪用洗い流さないコンディショナー Dropedge

まとめ

洗い流さないトリートメントの使用法を的確にアドバイスしましょう。意外と一般の方は、洗い流さないトリートメントの効果的な使用法をご存じありません。ヘアカラーやブリーチ、縮毛矯正などは、全て乾燥しやすい髪になることからの質感低下になります。

一般の方に、難しいこと言ってもわからないかも知れません。サロンワークで体験していただくのが最もわかりやすい。サロンワークで使用し『いいでしょう』で十分です。『ケアからみると少しでも放置時間置いたほうがいいですよ』などで十分なことも多いでしょう。アウトバストリートメントという言葉が示すように、タオルドライ程度のウエットで使用するのがおすすめであることです。効果的に洗い流さないトリートメントを使い切るアドバイスを!